室生寺

日本最小の五重塔は奈良県にあります。
それは室生寺にあります。
室生寺は真言宗室生寺派大本山で、とっても格式の高いお寺です。
本尊は釈迦如来となっています。

三重県境にある山岳寺院です。
アクセスはかなり不便ですが、人気のスポットです。
室生寺はシャクナゲの花がきれいなことで有名です。

ここ室生寺の五重塔は法隆寺の五重塔に次いで、2番目に古いものです。
高さは約16メートルほど。
木造建築物としては十分高いですけれど。
室生寺の五重塔は国宝に指定されています。
800年頃に建立されたと考えられています。

一番下の初重は1辺の長さ2.5メートルの小型の塔で、
高さは興福寺の3分の1程度しかないのです。
普通の五重塔は初重から五重までだんだんと小さくなっていきます。
しかし、ここ室生寺の五重塔はその比率が小さいのです。
つまり、屋根の大きさがほとんど同じなのです。

室生寺の五重塔には竜神が封じ込められているとの言い伝えがあります。
普通、五重塔には「水煙(すいえん)」という飾りが付きます。
しかし、室生寺の五重塔は「宝瓶(ほうびょう)」という壷の形をしたものが乗っています。
この「宝瓶」に竜神が封じ込められているとのことです。

過去に、この五重塔にピンチがありました。
1998年9月22日、台風7号による大風で杉の大木が倒れ、五重塔を直撃しました。
しかし、最重要部分である心柱を含めた塔の根幹部まで被害が無かった為、
再建することができました。

もう二度とこんな悲劇が起こらないで欲しいと願うばかりですね。

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